陽だまり3分クッキング

スティックセニョール

茎ブロッコリーとも呼ばれるスティックセニョールは、中国の高級野菜カイラン(芥藍)とブロッコリーを掛け合わせたアブラナ科の野菜です。ブロッコリーは日本でもお馴染みの野菜ですが、日本ではあまり馴染みのないカイランは、中国で高級野菜の代名詞に上がるアブラナ科の緑黄色野菜です。カイランはキャベツやブロッコリーの仲間で、葉にさわやかな苦みがあり、茎に甘さのある野菜です。

このカイランとブロッコリーを掛け合わせて作られたスティックセニョールの見た目は、花蕾がブロッコリーの花蕾より柔らかくて小さく、茎が長いのが特徴的です。食べてみると柔らかいブロッコリーのようで、茎の部分はほのかに甘くアスパラガスのような食感です。

日本でサカタのタネによって作られたスティックセニョールは、当初、ブロッコリーニという名称で売り出されましたが、日本ではあまり人気が出ず、その後アメリカに輸出して人気の野菜になったのをきっかけに、スティックセニョールという名で逆輸入され、日本でも再び普及するようになりました。


ロメインレタス

ロメインレタスはキク科アキノノゲシ属チシャに属し、このチシャの変種がロメインレタスです。その名のとおり、レタスにかなり近い野菜であるといえます。

名前の由来

ロメインとはローマ風のという意味であり、またの名をコスレタスとも呼びます。コスとはエーゲ海に浮かぶ原産地、コス島に由来しています。
全体が太く、長い葉、はっきりかたどられた茎と葉、淡い緑、爽やかな歯ざわりとみずみずしい食感、そしてほのかな苦味。これらの特徴を持つロメインレタスは、古くから人々に食べられてきました。

レタスとロメインレタスの違いは

私たちがよく知っているレタスは、葉の1枚1枚が密に巻き込まれ、キャベツのような球体をしていますが、ロメインレタスは白菜のように楕円形で、葉同士もレタスほど密接していないのが特徴です。

また、レタスの葉はもろくシャキシャキしていますが、ロメインレタスはしっかりしているのも違いの1つに挙げられます。このため、レタスもロメインレタスも一般的に煮込み料理やスープ、炒め物には適しませんが、炒めるならロメインレタスの方が変質が少なく、料理の仕上がりに影響しにくいのでおすすめです。


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